看護師の髪色は何トーンまでOK?制限が緩い職場の種類と求人の探し方

看護師の髪色は何トーンまでOK?制限が緩い職場の種類と求人の探し方

「看護師って、髪色は8トーンまで?」

美容室でカラーを選ぶとき、勤務先のルールが気になって、いつも暗めの色にしている人もいるでしょう。

明るい茶髪にしたい。インナーカラーを入れてみたい。けれど、病院では浮いてしまうかもしれない。

髪色のルールは、勤務先によってかなり違います。トーンを指定する病院もあれば、髪色を自由としている医療機関や介護施設もあります。

そして、看護師が働ける場所は病院だけではありません。訪問看護、デイサービス、保育園など、看護師資格を生かせる職場の中にも、髪色の自由度を高く設定しているところがあります。

今回は、看護師の髪色の目安を整理したうえで、職場の種類による違いと、髪色自由の求人を見つける方法を紹介します。

目次

看護師の髪色は何トーンまでOK?

看護師の髪色に、全国共通のトーン制限は設けられていません。

何トーンまで認めるかは、勤務する病院や施設の身だしなみ規定によって決まります。

例えば、一般的なヘアカラーでは、数字が大きくなるほど明るい髪色を表します。

トーンの目安髪色の印象
5〜6トーン黒髪に近い暗めの色
7〜8トーン落ち着いた茶色
9〜10トーン茶色だと分かりやすい明るさ
11〜12トーン明るめの茶髪
13トーン以上かなり明るい髪色

※トーンは一般的な目安です。カラー剤や元の髪色、色味によって仕上がりは異なります。

看護師の髪色について「7〜8トーンまで」と説明されることがありますが、その数字がすべての医療機関に当てはまるわけではありません。

10トーン程度を認める職場もあれば、明るさを細かく指定せず、髪色自由としているところもあります。

金髪やインナーカラーは許される?

金髪やインナーカラーも、勤務先の規定次第です。

特に注意したいのは、髪色の明るさと染め方が別々に扱われる場合があること。

例えば、明るい茶髪は認めていても、ブリーチや原色系のカラーを制限している職場があります。

インナーカラーも、結んだときに色が見えるかどうかを含め、規定を確認した方がよいでしょう。

「髪色自由」と書かれていても、自分の希望する色がそのまま認められるとは限りません。

看護師の髪色制限は職場の形態によって変わる?

看護師が働く場所には、大学病院や総合病院だけでなく、診療所、訪問看護ステーション、介護施設、保育園などがあります。

職場によって患者さんや利用者との関わり方、仕事内容、運営方針が異なるため、身だしなみの基準にも違いが見られます。

職場の種類髪色ルールを確認するポイント
大学病院病院全体・看護部・配属部署の規定
総合病院・一般病院看護部の身だしなみ基準、部署ごとの運用
一般クリニック院長や運営法人の方針、患者対応時の規定
訪問看護事業所ごとの規定、利用者宅での身だしなみ
デイサービス運営法人の方針、利用者との接触を伴う業務
保育園園の方針、保育補助を含む仕事内容
美容クリニック法人の接遇基準、カラー・ブリーチの制限

この表は、髪色の自由度を高い順に並べたものではありません。

実際には、救急医療を担う一般病院でも髪色自由を掲げる施設がある一方、美容クリニックでもカラートーンやブリーチの制限を設けている施設があります。

職場の形態から候補を広げ、その中で個々の求人条件を確認するのが現実的です。

髪色制限が緩い職場を探すなら、どこから探す?

髪色の自由度を重視するなら、病院以外の職場にも目を向けてみる価値があります。

実際に看護師の募集で「髪色自由」と明記されている職場形態を中心に、それぞれの仕事内容も見ていきましょう。

訪問看護|髪色自由を明記する求人がある

訪問看護は、髪色の自由度を重視する人が候補に入れたい職場のひとつです。

採用情報で髪色・髪型自由を打ち出す訪問看護ステーションがあり、茶髪やインナーカラーを認める事業所もあります。

訪問看護師の仕事は、利用者の自宅などを訪問して行う健康状態の確認、医療処置、療養生活の支援などです。

病棟勤務とは働く場所が変わりますが、医療的なケアに携わり続けられるのが特徴です。

一方、オンコールの有無や担当する利用者の状態、訪問件数などは事業所によって大きく異なります。

髪色自由に魅力を感じても、勤務体制や教育体制まで確認しておきたいところです。

デイサービス|日勤の働き方とあわせて検討したい

デイサービスにも、看護職員の求人で髪色自由と明記している施設があります。

仕事内容は、利用者の健康管理、バイタルチェック、服薬管理、機能訓練の補助などが中心です。

施設によっては入浴前後の健康確認や介護職員との連携も担当します。

日勤中心の求人を探している人にとって、髪色の自由度と勤務時間の両方を比較できる職場です。

ただし、医療処置の機会や求められる看護技術は病棟とは異なります。

将来も病棟で働きたいと考えている場合は、キャリアとの相性も確認しておきましょう。

保育園|髪色自由の看護師募集もある

保育園の看護師求人でも、髪色自由と明記された募集が見られます。

保育園看護師の主な仕事は、園児の健康管理、けがや体調不良への対応、衛生管理、保護者や保育士との連携などです。

園によっては、看護業務のない時間に保育補助を担当することもあります。

子どもに関わる仕事に興味があり、日勤中心で働きたい人には検討する価値があります。

一方、医療処置を中心とした仕事を続けたい場合は、希望する仕事内容と合うか慎重に判断したいところです。

美容クリニック|自由度は施設によって異なる

美容クリニックは、比較的自由な身だしなみを想像する人も多いでしょう。

ただ、採用時に求められる外見の基準が緩いとは限りません。

法人によっては髪色のトーンを指定し、ブリーチを制限しています。

自由度の高い求人もありますが、医療機関の種類だけで判断せず、応募先の身だしなみ基準を確認する必要があります。

仕事内容についても、美容施術の補助、患者対応、カウンセリング関連業務など、一般病棟との違いがあります。

一般病院・総合病院|病棟勤務を諦める必要はない

「髪色を自由にしたいなら病院を辞めるしかない」と考える必要はありません。

一般病院の中にも、髪色の制限を緩和したり、自由な身だしなみを採用方針に掲げたりする施設があります。

救急対応のある病院でも、髪色自由を公表している例があります。

病棟看護を続けたい人は、最初から訪問看護や施設看護だけに絞るより、希望地域の一般病院も並行して探してみましょう。

また、現在の職場で身だしなみ基準が見直される可能性もあります。

転職を考える前に、今の勤務先の規定や運用状況を確認することも選択肢のひとつです。

髪色自由の看護師求人はどう探す?

髪色の自由度を重視した求人探しでは、通常の看護師求人検索に少し工夫が必要です。

「看護師」「勤務地」だけで探すより、職場の種類と髪色に関する条件を組み合わせた方が、候補を絞り込みやすくなります。

まずは希望する職場形態を決める

例えば、次のように検索してみましょう。

希望する仕事検索キーワード例
病棟勤務を続けたい看護師 病棟 髪色自由 東京
訪問看護で働きたい訪問看護 髪色自由 大阪
日勤中心で働きたいデイサービス 看護師 髪色自由 横浜
保育園で働きたい保育園 看護師 髪色自由 名古屋
明るい髪色を維持したい看護師 ハイトーンOK 福岡
ブリーチを続けたい看護師 ブリーチOK 求人

勤務地の部分を希望する地域に変えれば、その地域の募集を探せます。

「髪色自由」で見つからない場合は、「髪型・髪色自由」「服装自由」「身だしなみ自由」などの表現でも探してみましょう。

ただし、「服装自由」や「髪型自由」だけでは髪色の制限まで分からないため、確認が必要です。

求人票の「髪色自由」は3段階で確認する

求人票の表現は、大きく次の3つに分けて見ると判断しやすくなります。

求人票の記載確認したいこと
髪色自由色味・明るさ・ブリーチに例外があるか
髪色自由(規定あり)規定内の具体的な範囲
髪色について記載なし髪色に関するルールの有無

特に見落としやすいのが、「髪色自由(規定あり)」という表現です。

暗めの茶髪は問題なくても、ハイトーンやインナーカラーには制限があるかもしれません。

また、求人票に髪色の記載がない場合でも、必ずしも髪色が厳しく制限されているとは限りません。

求人情報だけで判断できない場合は、勤務先に確認しましょう。

看護師専門の転職サービスでも条件を確認する

髪色の規定は、求人票に詳しく書かれていない場合があります。

候補の職場が見つかったら、採用担当者に直接確認する方法のほか、看護師専門の転職サービスに相談する方法もあります。

その際は「身だしなみが自由な職場」という曖昧な希望ではなく、次のように具体的に伝えると確認項目を整理しやすくなります。

「現在は10トーン程度の茶髪です。今後も同じ髪色で勤務できる職場を探しています」

「インナーカラーを入れた状態で働ける訪問看護ステーションを希望しています」

「病棟勤務を続けたいので、髪色の制限が緩い一般病院を探しています」

相談先によって保有求人や確認できる情報は異なります。希望する髪色について、勤務先への確認に対応してもらえるかも確かめておきましょう。

髪色自由の職場を選ぶ前に、給与や勤務条件も比較したい

髪色自由の求人が見つかると、それだけで魅力的に感じるかもしれません。

ただし、転職後の働きやすさを考えると、髪色以外にも比較したい条件があります。

比較項目確認する内容
給与基本給、賞与、夜勤手当、各種手当
勤務時間日勤のみか、夜勤・オンコールがあるか
休日年間休日、土日勤務、希望休
仕事内容医療処置、健康管理、保育・介護補助の割合
教育体制未経験分野への研修や同行指導
髪色トーン、ブリーチ、インナーカラーの可否

例えば、病棟勤務からデイサービスへ移ると、夜勤のない働き方が実現できる一方、夜勤手当がなくなることで収入が変わる場合があります。

訪問看護では日勤中心でも、オンコール対応が必要な求人があります。

保育園では看護技術を使う機会が病棟より少なくなることもあります。

髪色の自由度を確保しながら、収入や働き方も納得できるか。

候補を比較するときには、希望条件に優先順位をつけておくと判断しやすくなります。

求人に髪色の規定が書かれていない場合は?

気になる病院があっても、採用ページに身だしなみの基準が掲載されていないことがあります。

そんなときは、次の項目を確認します。

  • 髪色の明るさに上限はあるか
  • インナーカラーやハイライトは認められるか
  • ブリーチに制限はあるか
  • 看護部全体と配属部署で基準が違うか
  • 入職前に髪色を変える必要があるか

特に、面接時の身だしなみと入職後の勤務規定は分けて確認しておきましょう。

採用面接では落ち着いた髪色が推奨されていても、入職後のカラーに一定の自由度がある場合も考えられます。

逆に、求人票に髪色自由と書かれていても、部署や担当業務によって運用が異なる可能性もあります。

希望する髪色を続けられることが転職条件のひとつなら、応募前または内定承諾前に具体的な基準を確認しておくと安心です。

髪色の自由度を重視して転職先を探すなら

看護師として働きながら髪色も楽しみたい場合、職場の選択肢は思っている以上に幅があります。

訪問看護、デイサービス、保育園などには髪色自由を明記した求人があり、一般病院にも身だしなみの自由度を高めている施設があります。

病棟看護を続けたいのか、日勤中心に切り替えたいのか。それによって候補になる職場も変わります。

髪色の条件だけで探すのが難しい場合は、希望の勤務地、給与、勤務時間とあわせて、看護師転職サービスに相談する方法もあります。

身だしなみの規定を確認できる求人があるか、希望条件に対応した紹介が可能かを相談先に確認してみましょう。

まとめ|髪色の自由度は職場の種類と求人条件から探そう

看護師の髪色に全国共通のトーン制限はなく、勤務先によって許容範囲が異なります。

髪色自由の職場を探すなら、一般病院に加えて、訪問看護、デイサービス、保育園などにも目を向けると選択肢が広がります。

まずは働きたい地域と職場の種類を決め、「髪色自由」などの条件を組み合わせて求人を探してみましょう。

気になる求人が見つかったら、トーンやブリーチの可否に加えて、給与や仕事内容まで比較することが大切です。

今の髪色を維持しながら、自分が続けたい看護の仕事もできる。そんな職場を探すための判断材料にしてください。


関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次